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本日発表のエクイティファイナンスの実施とその背景について

平素より、当社事業活動には多大なるご支援ご協力を多企業多団体様から賜っておりますこと、この場を借りて深くお礼申し上げます。

さて、本日発表いたしました掲題につき(タイトル:「子育てシェア」を手掛ける AsMama、 更なる普及・発展を目指して、ベンチャー支援基金と財務・経営支援について合意)、皆さまにはリリ ース内容だけではお伝えできていない資金調達実施の経緯や今後の決意について補足致したく、本お知 らせを公表させて頂きます。

この度、昨日付で、JVPF(日本財団と SIP が中長期的に社会的課題に取り組む団体に対する経済的、経営的支援を行うためにつくった基金)とエンジェル投資家である株式会社西川アソシエイツから、総額 4,500万円の出資を受ける調印を行い、最低 3 年間のハンズオン支援を今後得て行くことになります。

余談ながら、こうした社会的寄付でなりたつ基金が NPO への助成金や補助金という形で提供されるのではなく、株式会社に対して、しかもこれだけの金額規模でエクイティファイナンスという投資の形で提供されるのは日本初事例と思われます。

当社では、多くの企業様から資本提携や融資の御提案を創業時から数多くいただいておきながら、その都度、「きちんと成長できるための方程式ができるまでは、投資も融資も受けません」と公言してきておりました。その背景には、投資も融資も当然、期待以上の成果を出して、きちんと返さなければいけないのに、その目途が曖昧なままお金だけをもらうわけにはいかない、という強い思いがあったからです。

一方、2009 年に創業し、2011 年から地域で経験や時間を活かしながら地域活動に参画することで謝金と生きがいを得たい人たちに当社が託児やコミュニケーション研修を無償で提供すると同時に当社認定地域支援者「ママサポーター」として見える化し、ママサポーターの口コミ力を活かして数多くの企業様と協働しながらの地域交流イベントを今では年間約 800 回程度開催するに至り、知人間が 1 時間ワンコイン程度(500 円-700 円)で子どもの送迎や託児を頼り合えるネットの仕組み「子育てシェア」が出来てからは二年が経ち、今ではマンションや習い事、企業人事様と協働し、共助コミュニティを創生することによってコミュニティ価値向上や課題解決をするという新たな事業モデルも出来、いよいよ本格的に知人間共助をインフラとして広めるために、組織力を上げ、事業スピードをあげるアクセルを踏む時が来たとも思うようになりました。

こうした中、当社では昨年度より組織力強化のために各分野の第一人者の方々に経営アドバイスを仰ぐアドバイザリーボード体制を開始したのですが(http://www.asmama.co.jp/company/about/)、ボードメンバーの一人でもある SIP 代表の白石さまとのご指導及びご支援の下、社会課題解決によるソーシャルインパクトをリターンとして求めるエクイティ投資があることを知り、「当社が、支援したい企業や人と、支援してほしい人を繋ぐプラットフォームの提供により、一人ひとりの人生を豊かにするプラットフォーム提供者を目指す」という DNA を失わず事業成長を続けるために、そして、今後は多企業多団体様と資本提携を含む、シナジー効果の高い連携を図るために、JVPF をリードインベスターとするエクイティ投資を行うことが今後の当社発展を実現する最良の決断だと思うようになりました。

今回のファイナンスが純投資ではなく、無担保無借金の転換社債である背景には、手数料等を利用者から取るのではなく事業会社への価値提供によって成り立っているようなシェアリングシステムを提供する事業会社が国内外を見ても例がないことや、現時点で事業評価をつけるよりも、次なる事業会社等との提携時に、より大きく当社の成長ポテンシャルを計られる機会を待って株式に転換しよう、というJVPF 及び西川アソシエイツからのご高配があってのことです。

調達資金は、主には経営陣を含む、成果効果をきちんと出せる優秀な人財の育成と獲得、事業成長を加速化するための体制強化に使わせて頂きます。それによるインベスターとの約束事は、当社の事業ミッションそのものでもある「社会課題の解決と事業成長の両立」です。

子育てシェアの認知や登録者数を増やし、何十何百万の支援を求める人や支援したい人の人生を豊かにすることができるか、そのために今は 500 人程度のママサポーターを 20 倍の 1 万人にどうしていくのか、そのママサポーターたち一人ひとりがやりがいをもって活動を継続するための仕組みと仕掛けとは何か、1 万人のママサポーターを支える事務局をどのような体制にしていくか、リモートで働く事務局一人ひとりが責任感と使命感をもって働くための指針や評価制度をどう整えて行くか、事務局を牽引する経営陣の役割と強化をどうはかっていくか、こうしたことを走りながら早急に建設的に考え、取り組んで行きます。

なお、JVPF からは、経済的支援の他、経営的支援として取締役に着任していただき、それにより当社は取締役設置会社になります。その他の経営的支援としては、法務アドバイスにはクリフォードチャンス法律事務所、戦略コンサルティングにはベイン・アンド・カンパニー・ジャパンと、税務・会計・監査・コンサルティング PwC あらた監査法人も後方支援していただくことになります。

まさにここから、第二創業で、1 人ひとりが成長を加速化させる大役を担っていると思っており、今回の支援は嬉しさだけではなく重責に身震いする思いではありますが、これまで事業成長をご支援頂いている多企業多団体の皆さまのご支援やご利用者様からの激励があって、地域共助インフラを創れないはずがないとも思い、今後の展開を当社スタッフ一同、頼もしく楽しみに思っております。

これまでも多大なご支援を賜ってきましたが、特に事業会社様、金融会社様におかれましては、今後、地域共助の実現による一人ひとりの自己実現と社会の発展に向けて、一層協働を深められるよう大いに期待しておりますと共に、両社の事業成長につながるよう全力を尽くす所存ですので、一層のご指導ご高配を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

株式会社 AsMama
代表取締役社長 甲田恵子

 

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